PTT BRIC SUPERBIKE CHAMPIONSHIP 2020
陸奥組タイ支部井ノ口です。
7月25、26日に開催されました、BRICスーパーバイク選手権に参戦して参りましたので、レポートさせていただきます。
コロナ禍の影響でタイ国内も非常事態宣言が発令され夜間外出禁止令や、県境を跨いだ移動の制限等もあり、オートバイのレースどころではない状況でした。
しかし、タイ国内の市中感染が収まりつつあり、7月からの選手権開催が決定となり、今回の参戦の運びとなりました。
私は事前の練習走行から参加し、600㏄での走行に対しての慣熟の時間を出来るだけ取る事としました。
が、しかし、、、
何をどうやっても昨年末の感覚が戻らず、練習、予選とベストの2秒落ちしか出ない状況に。。
久しぶりとはいえ、5月頃からミニバイクの練習が可能となり、出来る限りバイクに乗ってきたのですが、思い通りにならず何とも言えない気持ちに。。
迎えた決勝日は、朝から雨模様・・・
朝のウォームアップでは濡れているとも乾いているとも言えない微妙なコンディション。
スクリーンやシールドには止まることなく雨粒が当たる状況の中、ドライタイヤの皮むきを予定していたため、恐る恐る走るのが精一杯の状況。。
その後も、雨足は弱まったり強まったりの、タイらしくない天候が続きました。
自分のクラスの前のクラスが始まる頃もパラついてはいるが路面は見る限りドライ。。
この時点で決勝はドライタイヤで行くと決めました・・・
が、
その後も何とも言えない強さで雨が降り続ける状況・・・
いっそ土砂降りになってくれたらあきらめも付くのに、と言う精神状態・・
いよいよコースインからグリッド整列からサイティングラップ開始までぽつりぽつり・・・
路面の状態がよく分からないままスタート・・・
案の定ビビり全開で、まったく攻めれない状況から数週、、前方の1台のバイクとバトルになりつつフッと周りを見ると・・
あれ?日が差してない?
スクリーンにも雨粒が無い?
あれ、晴れた?
と、かなり気付くのが遅いどうしようもない状態・・
とりあえず前のバイクを抜かさないと、ラップタイムが遅い事に気付いたのは、スタートから4~5週後・・・
加速は前のバイクの方がよく最高速は同じくらいでブレーキで刺すにもなかなかな状況・・
という事で、プレッシャーを与えてミスしてもらおう作戦開始。
出来るだけ立ち上がり重視のラインにして直線ではなるべく離れない距離を保ちつつ、後方確認をしてもらった時に焦ってもらえる様に・・
結果2~3個目のコーナー進入でオーバーランしていただき、難なく1つだけポジションアップ・・・
その後は前方もいなくなり、兎に角自分の走りの問題点のおさらいを毎周回行い、最終ラップにベストの1秒落ち迄戻して終了となりました。
結果は昨年の第1戦と大して変わらないものとなってしまいました。
9月に第2戦と第3戦があるので、それまでに何とか調子を戻して、昨年の最終戦と同等の結果が得られる様頑張りたいと思います。
今シーズンからタイ選手権へ参戦する日本人でチームを結成する事となり、チームシャツに陸奥組のワッペンも入れていただきました。
こんな時期ではありますが、タイからも何か元気をお届けできる様、頑張って参ります!
ありがとうございました!!
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