2019 SUGOチャレンジオフロードフロンティアレース第一戦参戦レポート

新里沙智(にいさとさち)

クラス:ウィメンズ

ゼッケン:53

参加車両:CRF150R

当日、事前天気予報からして安定しない天気。

コース途中の気温表示計はこの時期にもかかわらず、まさかの-3℃!

一抹の不安を抱えつつ会場に到着しました。

受付、車検ともに無事に終了し、ブリーフィング、練習走行と着実に進行。練習走行時みぞれが降りだし、路面がマディになったため、空気圧は前後0.5に落として走行することにしました。

いよいよ1ヒート目!・・・目の前大雪!! マジかっ!!

ゴーグルがくもりだす。

でももう行くしかないので、成り行きに任せてスタート。

安定の後ろから1位。に加えて、2週目転倒。空気圧を下げ「路面をかむ」感覚を覚えたためアクセルをラフに開けてしまったのが原因。すぐに起き上がりエンジンをかけたものの、左のステップとハンドルが曲がり、周回は2周しかできませんでした。

2ヒート目。1ヒート目とは打って変わって、カチパン。強風。

1ヒート目で実力の差を思い知ったため、目標を変更。完走と基本に忠実な走りを再現することにしました。基本はスタンディング走行。ラップされそうなとき、されないように。ラップされた時もできるだけ前の選手について行き、コーナーの進入速度や加重ポイント、シッティングのタイミングなど次回までの課題となるポイントを見つけられたと思います。

結果、2ヒート目は4周することができ無事に完走。今後の課題もたくさん見つけられ、大変有意義なレースになりました。次回のレースについても、今回の課題を練習し、ポイント獲得を狙っていきたいと思います。

追伸

今回のレースは産後初のレースとなり、たくさんの不安を抱えての参戦でした。それにもかかわらず、あたたかく迎え入れて下さった陸奥組の皆さん。車両の整備を一から十までしていただいたガレージOPBさん。たくさん声をかけていただいたSUGOのスタッフの皆さん。応援に来てくれた友人。パドックで助けてくれた岩手の皆さん。本当にありがとうございます。女性ライダーは一度バイクに乗らなくなると、戻ってくるのほんとに大変ですね。でも戻ってこようと思えばいつでも戻れる。ということを、今後の様々な活動を通して一人でも多くの人たちに知ってもらいたいと思います。