2020全日本スーパーモト S1OPEN 69 鹿野涼

今期はご存知の通り、全てが、今まで通りに出来ない状況で、開幕から最終戦まで…開催レースも4戦となりました。

未曾有のバイオハザードでチームとしては今年、経済状況を加味しスポンサードしてもらう活動を中止しました。

まずは事務局長として、各選手、チーム員の皆様には大変な状況の中、チーム活動やレースをしていただいた事に感謝いたします。また各個人スポンサードを含め、こんな状況の中、応援いただいた皆様、本当にありがとうございます。

SUGO開幕から、私は熊本戦を見送り、名阪、最終戦の美浜と出場しました。

地元開幕のSUGO戦は予選6位と奮闘するも、いつも通りの転倒(笑)や数々の失敗で、レースを盛り上げました?

名阪は前日プラクティスを事情によりパス、レース当日のみ走行、タイムアタックで転倒し、決勝あわや10人抜きというところまで追い上げる事ができ、多少の成長は確認できました。

そして最終戦美浜、全日本参戦後初の予選落ちがある中、ギリギリではありますが、予選通過、決勝を走る事ができました。ポイントは取れませんでしたが、最後に自分が今後取り組まなければいけない課題も明確になり、少ないレースの中でも、確実に成長できた2020シーズンでした。

モタードに挑戦して4年、大嫌いだったダートセクションも、代表や土井原を始め沢山の仲間に教えられ、徐々に楽しめるようになってきて、ロード、ダート、セクション単体毎で見れば、まずまずな位置に入れると思います。あとは各セクションの繋がりの処理、コースへの早い段階での適応、これが今後の自分の課題…あ、いや…転ばないのも…。

来シーズン、自分はスポットで参戦という形をとります。

今年は特別な事情があるとはいえ、事務局兼選手として、色々な意味で集中出来なく、全てが半端になっていると感じていました。

事務局としてやるべき時は、ライダーの目線だけで考えない。

選手として出場する時は選手として集中する。

色々な活動を今後も続けていく為にメリハリをつけて、動いていきます。

今シーズン、あまりご一緒できませんでしたが、陸奥組ファンの皆様、応援いただいた全ての皆様、本当にありがとうございました。楽しい陸奥組を今後も継続していきますので、来シーズンもよろしくお願いいたします。

追伸…絶対タイのレースに行くぞー(笑)

陸奥組

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