2019全日本スーパーモト第4戦 世羅グリーンパーク 参戦レポート S1OPEN#69 鹿野涼

広島 世羅グリーンパーク戦レポート

昨年、転倒骨折によりリタイアしたコース。今年はリベンジです。

どうもここ最近、マシンと噛み合ってない感があります。ここが終わると折り返し、次戦のSUGOに弾みをつけるためにも、良い走りを心がけます。

マシン仕様も変えているので、また一からセッティングのやり直しで前日は終了しました。

決勝当日

天候もコロコロ変わる嫌な展開、得意のターマックで前日セットの確認が‼️2回ほど転倒…公式プラクティス終了。改善できないまま予選へ…先程の転倒で慎重になりすぎタイムも出ません。予選は19番手となってしまいました。

ヒートレース。

レースになればいい訳している場合ではないので、温存していたタイヤを交換する事にします。スタートも良い感じで決まり、順調に順位をあげて行きますが、無念のエンジンストール。完全ミスです。18番手とポイント圏内の順位を失ってしまいました。

決勝レース

こちらもスタートは決まりましたが、大した順位アップでは無い感じではありますが、雨に濡れたターマックは得意とするところ、競り合ってダートセクションへの繋ぎに入る箇所へ‼️すると、左側コース外から自分と前方選手を抜いていくマシンが…少し唖然としました。コース外…コース外…

まずは自分のレースです。数周回って前方選手をターマックで抜いていきます。苦手なダートもなんとか食らいつき、ポイント圏内、周回が進むにつれて、前方集団がペースダウンしています。自分のターマックのスピードであれば、ダートでギリギリ追いつければ間違いなく、前方パックは抜ける‼️ダート侵入の登り坂で仕掛けますが、これが大失敗…技術的足りない人間が初めての事をしようとした時に起こる事「転倒」(笑)

しかし、後方からはだいぶ離れている。すぐ起き上がれば……脚挟まって抜けないやーん(涙)

6台〜7台にパスされていきます。

諦めはしません。今調子が上がらないなかでも、自分自身が腐ってしまえば、今後に繋がりません。

その後苦手なダートは慎重に走りますが、ターマックに戻ってきたらイケイケで追い上げます。1台、また1台とターマックブレーキ勝負、立ちあがり勝負で抜いていきましたが、残念ながら時間切れ。周回数減もありそこでチェッカーが振られました。順位は18位。結果は残念だけど、まだまだポジティブです。転ばなければ、良い位置に上がって戦える。バイクと噛み合った時には、もっと上を目指せる事は確認出来ています。

ただ1つだけ、ルールを守るから安全に戦えるのであって、ルールを守っている人間が損をするような、レースだといずれ事故が起きるかも知れませんし、もしくはそれによって、レースに出たく無くなる人もいるかも知れません。マーシャル、オフィシャル運営的に人も足りないかも知れないけれども、公平にレース出来る環境を作って欲しいなと、思った一戦でした。

応援して頂いているスポンサーはファンの皆様。まだ結果が中々出せずにいますが、次戦は地元Sugoです。もう一度走りを見直し早くセットを出し、上位でフィニッシュ出来るようになりますので今後も応援よろしくお願い申し上げます。