2019全日本スーパーモト第二戦 九州 参戦レポート S1OPEN#69 鹿野涼

第2戦は九州熊本で開催です。今回は初めてのコース。事前に聞いていた通りロード系ライダーにはとても楽しいコース設定です。またダートもテーブルトップ有り、フープス有りと見応えのあるコースだと思いました。

私は諸事情により、飛行機で現地入り、千葉代表にマシンを運んでもらいました(大感謝!)

まずは土曜プラクティスで、マシンの走らせ方を考えます。ターマックでのブレーキポイントやダートの位置どり。正直あまりピンとくるものも無く走行を終えました。

決勝日

晴天に恵まれとても暑い‼️

まずは公式プラクティスで昨日の復習…しかしタイムが出ない⁉️

急遽、マシンのモードを変えてタイムアタックに挑みます。3秒ほど詰めてタイムアタック終了。ダート区間がとっても遅いと感じながらも、色々試す事には成功。順位は20位でしたが、得意の予選ヒートジャンプアップも狙っていきます。

予選ヒート7周

事前にSUGOの好意でスタート練習もさせて頂いたので、ニューマシンのスタートには自信がありました。

ブラックアウトからスタート!予想通りダート入り口イン側は混雑渋滞模様。しっかり隙間を狙って15ー16位前後でしょうか?ポイント圏内付近までジャンプアップ!前方にピッタリ喰いついて行きます。走りながら思ったのは、やはりターマックは全然負けてない。後は抜きどころを決めるだけ…前3選手がバトルしているお陰で、タイムも上がっていないのでイケると思っていました。

が!

ダート切り返しで欲が出すぎてしまいました。キッチリ詰めて、悪くてもターマックコースのターン2立ち上がりで仕掛ける!あわよくばダート内で‼️アクセルを開けすぎました。マシンが横半回転で転倒…起き上がりに後方から来たマシンのステップ付近が頭に接触!良い左フックをバッチリ決められました(笑)ちょっとフラつき、クラクラ状態、レース復帰までに時間を取ってしまい、復帰した頃には最後尾…またしてもやっちまった。

決勝12周

気持ちを入れ替えてスタートに集中します。予選ヒートでイン側を選んだ人達が転倒やエンジンストールした車両に巻き込まれていたので、アウト側から行く事は決めていました。

ブラックアウトからスタート、そしてマシンをアウトに振り突っ込みすぎずにターン。狙い通りになりました。6ー7台パスに成功。ポイント圏内にてアタック開始。やはりターマックは大丈夫‼️4台パックの最後尾でパスを狙います。ダートでの地力はオレの方が下なので、ピッタリくっついて行く作戦。そして最終ターン立ち上がりで1台パス、昨日今日で確認していたダート侵入ラインを丁寧に回り、更に前2台を追いかけます。ダートミスらなければ、ターマックで追いつく事を確認。狙っていきます。しかし後方にも1台離れない車両。ちょっと慌てました。ダートでミスギア…その後取り返そうと出口でエンスト…熱いエンジンはかかりづらく、その間にパスされていきます。しかしまだレースは中盤、諦めません。じわじわと追いついて、裏ストレートでアタック‼️し過ぎました…オーバーラン…。

その後前方に離されますが、まだ諦めません。プッシュしていきますが、今度はターマックエリアコース復帰地点のウォーターバリアに激突…転倒はしませんでしたが、マジでビビりました。ギア上げてアクセル全開で侵入する箇所…転んでいたら大惨事必至…とりあえずホッとしましたが…順位回復する事なくフィニッシュとなりました。

今年マシンを変えての2戦目。地元での練習も上手くは進んでいますが、正直まだどこまでやれば良いのか?やっても良いのかを掴みきれていません。(ビビり?)がこのマシンと相思相愛で走れれば、とても良いポテンシャルをもっていると思います。まだ結果は伴いませんが、ポジティブです。シーズン中には、良い結果を出していきたいと思います。

最後に応援頂いているスポンサー様やファンの皆様。遠方遠征を完全サポートしてくれたチームの皆様に感謝致します。早く結果が出るように精進いたしますので、今シーズン最後までよろしくお願い申し上げます。