全日本スーパーモト第7戦 美浜 参戦レポート S1OPEN#69 鹿野涼

 前日プラクティス

今回はモアパワーを求め、エンジンに手を入れましたので、1本目は軽く慣らしから走行しました。そして、2本目、軽くですが、プッシュしてみます。すると今までにないパワー感‼️しっかり詰めている訳では無いのですが、タイムもかなりいい感じです。(1分11秒台)コレは、しっかり詰めたら‼️‼️⁉️

そして3本目はスプロケをロング方向に変更して(実はインフィールドでアクセル開けただけでウィリーしてしまうので…w)プッシュしてみます。結局ウィリーはしてしまうので、コレじゃねーなwと思いつつプッシュして行きます。前走者はまだコースに慣れていないようなので、早めに抜かないと時間が‼️と焦ってしまったのがいけなかった…1コーナー私よりブレーキングが早いのは分かっていたので、スライド気味にインを突いて行ったらば、アウト側から‼️考えてみれば、相手は完全グリップ走行、インからスライドで行ったらライン被って当たり前…完全に判断ミスで派手に接触して吹っ飛んでしまいました。そこでアタック終了。せめてもの幸いは、相手の方(知り合いですがw)が転倒なく無事だった事です。

また、その時バイクに挟まり動けなかった私を自分の走行を辞め、助けてくれた、トイズレーシングのマックさん‼️本当にありがとうございました😊

そして全身打撲で特にお尻付近が激痛の(割れたんじゃないかと思いましたw)私は、レース当日を迎えます。

当日のエントリーは今年最大の22名‼️完全なるサバイバルレースです。朝は雨が降り、公式プラクティスはレインタイヤで出走。身体も心も痛い私は軽く流す程度に走ります。なぜか総合12位(笑)

そしてタイムアタック、完全乾いているんですが、メカニックも私も朝からのタイヤ交換やらなんやらで、燃え尽きています。「イイっす、身体痛いからアタックできないんで、そのままで」と、頭も打ったんでしょうか?訳わからない判断でアタックします。そして当然の19位。

まぁ、得意のヒートレースで頑張ろ‼️と思いますが、やはり身体はついてこない。スタート大失敗、前走者は明らかにタイムが違うのに抜けない。ズルズル後退で結果20位。

はあ、1コーナー遠い....

そして決勝。

気持ちを入れて、気合いを入れ直して行きます。

メカニックからも普通に行けば昨日タイム出てんだから大丈夫だ!との励まし。

そしてレッドシグナルブラックアウトからスタート‼️

かなり決まった‼️

1コーナー転倒者‼️混雑‼️すり抜け‼️

うまい具合に9位までジャンプアップ‼️しかし、数周で、やはり1コーナーのトラウマと身体の痛みが…そしてココは全日本、各選手、オレのミスを見逃す事なく、プッシュしてくる。特に気をつけなければなかった、インフィールドのウィリー…しっかりコーナーでパスされる。これ以上は抜かれたくない‼️タイムなんかより、結果だ‼️

しっかり後続を抑え、気がついてみれば、13位フィニッシュでポイント獲得😢嬉しい😂😂

万全な状態ならばとたられば言っても始まりませんが、なんとか、なる所まで来れた気がします。

マシンの本領発揮は最終戦の楽しみにとっておいて、まずはしっかり身体を直して最後まで戦い抜きたいと思います。

今回も沢山のスポンサー様やファンの応援、仲間の力で走りきれました。本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございます。

最後になりますが、チームの仲間の庄司選手が最終戦を待たずに年間チャンピオンを獲得しました。同じクラスを走る人間として、とても嬉しいです。おめでとう‼️